漢方相談日誌２

薬剤師エンドーの　

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	漢方周期改善 2004/12/27	「高温期が台形に！」いままで高温期が短かかった女性。今周期は基礎体温のグラフがしっかり台形に。経絡を温める処方を先月からプラスして効果がアップしたようです。
	肺が弱い 2004/12/27	「背中の寒気と気管の苦しさが取れました」その症状をずっと引きずっているという60代女性肺腎を補う処方で、改善しました。
	漢方周期改善 2004/12/27	「飲むカイロですね！」補腎剤の種類を先月から参茸補血丸にしたら、高温期の寒気が改善したとのこと。いつも前向き、プラス思考の女性。漢方の効きも早い。会うと私も元気になる。感謝。
	漢方周期改善 2004/12/27	「会う人ごとに顔色がよくなったといわれるようになりました」参茸補血丸などで月経周期の改善策を行っている女性ひと周期ごとに、基礎体温のグラフがきれいになってきました。生理痛も楽になったとの事。来年はいいことがあるといいね。
	インフルエンザ 2004/12/27	「流行ってる？」今年の冬は暖かく、周期的に湿度が高い日もやってきているので、今のところそれほどでもない様子。のどの乾燥と冷えに注意。板藍あめ、天津感冒片のご用意を。
	暖冬 2004/12/26	1ヶ月前に桜がちらほら咲いていた近くの公園に行った。見上げると紅白の梅が咲いている。センダンの実も、青空に光輝いていた。足元にはタンポポも咲き、雑草も青々して春の陽気だ。過し易いけど、来年の夏がちょっと心配。
	花粉症 2004/11/30	鼻がかゆい、くしゃみが出る、鼻が詰る、咳こむ・・・という症状の人が急に増えてきたすでに、スギ花粉がすでに飛んでいるらしい。バリアの力を高める「黄耆」で防衛を。
	咳き込む 2004/11/26	50代女性「声が枯れて、咳がこみ上げてくる」「風邪を引いているわけでもなく、ずっとこの状態が治らない」と2週間程前に漢方対策を始める。 1週間後「服用すると症状が軽くなるのがわかる」 2週間後「胸のあたりの重苦しさが取れました」中高年になると陰分不足状態に陥ることが多くなります。この場合、西洋薬の咳止めを使いすぎると、粘膜がますます乾き症状が長引いてしまうことがあります。体と粘膜の潤いを補う処方と降気薬を組み合わせて服用していただきました。
	更年期ごろのめまいと頭痛 2004/11/16	50代女性　「頭痛薬を使わなくても治るようになりました」床に就いて寝返りを打つだけもひどい頭痛やめまいが起こるという方血流が悪化している状態がありましたが、血虚状態だったので気血を補いながら血流を改善する処方を行いました。ほどなく体調が良いのが実感でき、3ヶ月目で自力で回復する力がついてきたようです。顔色ももどんどん良くなっています。 50代くらいになると、体内の陰血の余裕がなくなるのとエネルギー不足によって、体調の建て直しにてこずるようになることがあります。女性の場合は血液の質を向上すると回復力がアップしやすいようです。
	すい臓 2004/11/01	「すい臓の数値が改善しました」50代男性娘様が漢方周期改善法をなさっている方。それがきっかけで今や家族中で漢方を楽しんでいただいています。いらっしゃるごとに顔色がよくなり笑顔をいただき、こちらもうれしくなります。家族仲がよいのは、ステキです。
	基礎体温（不妊） 2004/11/01	「血の道４ヶ月」とはよく言ったもので、漢方療法を始めてちょうど３～４周期になる皆さんの基礎体温がぐっときれいになってきました。月経周期改善療法の、特に補腎剤の効果が顕著に見えてくるのにはやはり３～４周期目です。低温期と高温期のメリハリがしっかりしてきます。ごく最近はじめられた皆様方も、飽きずにコツコツ養生を重ね体を育ててください。
	不妊症排卵ペース 2004/10/19	「若返ったね」周期療法で漢方を服用している女性。卵子の生育に時間がかかり、月経周期が長くなっていたので、胎盤エキス（紫荷車）を加えてさらに補腎を強化。排卵ペースがアップするだけでなく、肌艶も良くなった。私も飲みたくなった・・・
	更年期の潤い 2004/10/19	「陰部の潤いが戻ってきた」50才女性。冷え性を改善しようと補腎剤レオピンロイヤルを服用している方。「効いている気がしない」といいながらも半年ほど続けていたら、「足腰の冷えが改善されてきた」のを自覚すると同時に、「潤いが戻ってきた」とのこと。更年期ごろは、下着が触れるのもつらいほどカサカサする場合がある。補腎剤は、いわば若返りをサポートする漢方。すぐに若返るのは無理だけど、じくり養生すれば、しっかり戻る。
	妊娠 2004/10/12	結婚3年の従業員Ｔちゃんも妊娠した。つわりはほとんどなく食欲アップ。順調快調。うれしくて、ヤッタ！と叫んだけど、彼女にまかせっきりの仕事が山ほどある。どうしよう・・・
	生活習慣病の意味 2004/10/01	40代から血糖、血圧が高く病院薬治療を続けている女性。なかなか数値が下がらず、「運動もやっているし、食べ過ぎているわけでもないのに・・・」とイライラ。　問えば、運動は、「気が向いたとき週1回くらい」。生活習慣を改善するということは、毎日の習慣を変えること。運動が毎日の習慣にならなければ、改善されたとはいいがたい。悩むよりは実行あるのみ。
	不眠と補血 2004/10/01	50代女性。更年期の不快症状で補血対策を行っていた方「婦宝当帰膠って、眠れる成分が入っているの？」漢方対策をコツコツ続けられ、「気持ちよく眠れるようになっていることに気がついた」とのこと。おかげで、耳鳴りが気になってイライラしていたのが、だいぶ楽になったそうです。もちろん、睡眠剤が入っているわけではありません。「血虚」になると体内の潤い分が不足することによって、気持ちが静まらなくなるという中医学の理論があります。焦燥感やイライラ、寝つきが悪い、夢をよく見て寝た気がしない、などの症状があらわれるようになります。西洋医学的には「貧血」と「不眠」はなんの関係もないようですが、経験の積み重ねから生まれた中医学にはしっかり分類されていて、実際に補血が成されるとそんな症状が解消するから、すごい。
	肺の活力 2004/09/22	先日ミュージカル「アイーダ」を鑑賞。その声量のものすごさに驚きました。中医学対策では、肺が弱い場合は肺と腎を補う漢方薬を用いるのだけれど、同時に鍛えることも必要なんですね。すべて、使わなければ退化するのみ。
	活血と老化予防 2004/09/22	「血管力」をつければ病気は治るという今話題の本の著者、横澤隆子博士の丹参製剤「冠元顆粒」の研究発表を拝聴した。老化の原因である酸化による細胞のダメージに対して、すばらしい効果が得られている。さらに遺伝子レベルでの若さの維持にもいいらしい。そういえば、過去の丹参の研究（アメリカ）で記憶や脳の血流について結果のすばらしさに、携わった研究者たちが皆、服用するようになったとか。毎日活血で、死ぬまで元気な体で過したいものです。
	妊娠成功 2004/09/18	難しい病歴もあって、ホルモン治療で生理を起こしていた女性。ホルモン治療をしながらも漢方で体作りをコツコツ続け、自力で月経周期を保てるようになったと連絡をいただくやいなや、念願の妊娠にこぎつけました。赤ちゃんが元気に育つようこれからも体作りを続けてください。焦らずよく積み重ねてくれました。喜びもひとしおです。
	流産を繰り返す 2004/08/25	稽留流産を繰り返す女性妊娠したものの胎児にしっかり栄養が行かずに死んでしまうタイプ。最近増加傾向にあるという。血液の質の向上と血行促進対策を行う。体質チェックで、血流が良くない状態があることを伝えると、中国医学に大いに興味をもってただいた。楽しみながら養生するのが一番。よい結果が出るといいな。
	漢方で妊娠したら 2004/08/25	「妊娠しました」と℡をいただく。婦宝当帰膠を飲んでいた女性現在飲んでいる漢方薬を続けてもよいかというご相談です。通常、漢方薬で体調が整い妊娠に至った場合は、その漢方薬を引き続き服用してもほとんど問題はないといわれています。大切な胎児にしっかり栄養が届くよう、母親の体はより健康な状態を維持すべきです。だたし漢方薬の種類によっては、控えたほうが良いものもあるので、めでたく妊娠された方は必ずご相談くださいね。
	睡眠不足（オリンピック症候群？） 2004/08/25	「夏バテだ～」と来店された50代男性オリンピックによる睡眠不足が直接原因とのこと。頑張っている選手を見ていると元気をもらえそうだけど、中年以降は、寝不足が思いのほか体にこたえる。時々は観念してしっかり睡眠をとってください。漢方で肝腎を補いながら・・・
	免疫（治癒力） 2004/08/23	新潟大学大学院で国際感染医学、免疫学、医動物学分野を研究されている安保徹教授の講演「心とからだの免疫学」を受けてきました。攻撃一辺倒の西洋医学のやり方が体を痛めつけ、かえって治る力を奪っているとのこと。生き物の持って生まれた治癒力は、心の安らぎとそして体を鍛えることによって活発になるらしい。たまたま出席する前に個人的に鑑賞した映画が、「天国の青い蝶」。余命数ヶ月と宣告された脳腫瘍の子供が、念願の蝶を熱帯雨林に探しに出かけて、帰ってきたら腫瘍も消えてしまったという事実に基づく内容。「病は気から」というけれど、この「気」は２種類あると思う。「気の持ちよう」と「気のレベル」（体のエネルギー）だ。漢方を含む生活養生で気をアップしてゆきましょう。
	慢性皮膚炎 (ステロイド離脱） 2004/07/27	格闘中（50代女性）下記のお友達が漢方対策をはじめました。特に手は、ボクシングのグローブを付けているような、というほど腫れあがっています。 2週間後、同一人物とは思えないほど、腫れが引いてきました。これからまだまだ気を抜かずにがんばって行きましょう。
	慢性皮膚炎 (ステロイド離脱） 2004/07/27	やっと抜け出た！（50代女性）何年来と、顔に粟粒上の紅い丘疹が出るのをステロイドを塗って抑えてきた方。季節の変わり目などには、それでも抑えきれず漢方薬を時々利用していたのですが、一念発起してストロイドをやめる事にしました。リバウンドは激しく顔はパンパンに腫れ、その間皮膚科でアトピーに用いる軟膏をもらったものの、なおひどくなり、漢方薬で対応することに。真剣に服用してくださり、2ヶ月ほどかかりましたが、その間あまりひどくならずに、潮が引くように、離脱できました。よく我慢してくれました。
	夏の下痢 2004/07/21	「何となく下痢」という方が、続いた。熱帯夜がつづくこの頃。夜もそうめん、ざるそば、そしてビール。　昼間は、冷房のきいた所へ避難生活。すると体表は暑くても、胃腸など体の内部は冷やされっぱなしなので下痢になってしまうのです。こんなときはお腹を温める漢方薬で、あっという間に回復します。夜の冷食は控えめに。不養生で、慢性下痢に陥ることも多く、そうなると体力低下も著しくなり、回復に数ヶ月を要することもあります。
	頭痛、不正出血、肺が弱い 2004/07/21	慢性頭痛の女性、生理出血がだらだらと続く女性、息切れする男性、それぞれ現れている症状は違っていても、「気虚」体質がみられたのでこれを改善する同じ漢方薬を服用して、体調はみな良好。何千年も積み重ねられてきた経験医学の奥深さを実感します。
	めまい 2004/07/13	急にめまいが始まったという５０代女性。「フワ～とめまいがして、下を向いたり、頭を動かすと体がヨロヨロする。冷房に当たるとひどくなり、おまけに寒気と吐き気がしてくる。」聞けば、昨日寝る前にめずらしくアイスクリームを食べたという。苓桂朮甘湯で体をあたため水はけを良くする。２服でほぼ改善。現代の夏は、冷食冷飲そして冷房と、思いのほか体内が冷えてしまう環境が多い。冷たいものを食べたいときは、お日様が出ているときにしましょう。参考）夜食の禁
	熱中症、夏バテ 2004/07/09	いきなりの猛暑で、麦味参顆粒の利用が、例年より早い。熱中症は油断すると突然重症に陥るので、特に小児や老人、痩せている人は要注意。でも、やたら水を飲みすぎるといっぺんに夏バテになるので、漢方薬をうまく利用して予防しましょう。
	咳 2004/07/09	「咳止めに頼ってばかりじゃいけないのね。やっぱり、体力を補う努力をしなくちゃ」風邪の咳が2週間も続いてちっとも良くならないという方。顔色が白っぽくすっかり体力を消耗してしまっている様子。肺の力を補う漢方薬を利用していただく。５日後来店、顔色がよくなっている。のどの不快感も改善。単なる咳止めを長々と服用しても、抵抗力の落ちた咽喉や鼻の粘膜の回復はできません。風邪の後半は補気剤タイプの漢方薬を用い、夜食を避け十分な睡眠を確保し、体力の回復に努めてください。
	唇の色 2004/07/09	唇の色が薄く血虚タイプの女性生理周期改善法をおこなっていますが、１～２ヶ月で唇の色が美しいピンク色となり、頬の色も冴えてきて、来店毎にキレイになって来るのが判ります。自分では、なかなか変化に気づかないものですが、体が健康になれば心にも余裕が生まれ、表情まで明るくなります。

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	漢方周期改善 2004/12/27	「高温期が台形に！」いままで高温期が短かかった女性。今周期は基礎体温のグラフがしっかり台形に。経絡を温める処方を先月からプラスして効果がアップしたようです。
	肺が弱い 2004/12/27	「背中の寒気と気管の苦しさが取れました」その症状をずっと引きずっているという60代女性肺腎を補う処方で、改善しました。
	漢方周期改善 2004/12/27	「飲むカイロですね！」補腎剤の種類を先月から参茸補血丸にしたら、高温期の寒気が改善したとのこと。いつも前向き、プラス思考の女性。漢方の効きも早い。会うと私も元気になる。感謝。
	漢方周期改善 2004/12/27	「会う人ごとに顔色がよくなったといわれるようになりました」参茸補血丸などで月経周期の改善策を行っている女性ひと周期ごとに、基礎体温のグラフがきれいになってきました。生理痛も楽になったとの事。来年はいいことがあるといいね。
	インフルエンザ 2004/12/27	「流行ってる？」今年の冬は暖かく、周期的に湿度が高い日もやってきているので、今のところそれほどでもない様子。のどの乾燥と冷えに注意。板藍あめ、天津感冒片のご用意を。
	暖冬 2004/12/26	1ヶ月前に桜がちらほら咲いていた近くの公園に行った。見上げると紅白の梅が咲いている。センダンの実も、青空に光輝いていた。足元にはタンポポも咲き、雑草も青々して春の陽気だ。過し易いけど、来年の夏がちょっと心配。
	花粉症 2004/11/30	鼻がかゆい、くしゃみが出る、鼻が詰る、咳こむ・・・という症状の人が急に増えてきたすでに、スギ花粉がすでに飛んでいるらしい。バリアの力を高める「黄耆」で防衛を。
	咳き込む 2004/11/26	50代女性「声が枯れて、咳がこみ上げてくる」「風邪を引いているわけでもなく、ずっとこの状態が治らない」と2週間程前に漢方対策を始める。 1週間後「服用すると症状が軽くなるのがわかる」 2週間後「胸のあたりの重苦しさが取れました」中高年になると陰分不足状態に陥ることが多くなります。この場合、西洋薬の咳止めを使いすぎると、粘膜がますます乾き症状が長引いてしまうことがあります。体と粘膜の潤いを補う処方と降気薬を組み合わせて服用していただきました。
	更年期ごろのめまいと頭痛 2004/11/16	50代女性　「頭痛薬を使わなくても治るようになりました」床に就いて寝返りを打つだけもひどい頭痛やめまいが起こるという方血流が悪化している状態がありましたが、血虚状態だったので気血を補いながら血流を改善する処方を行いました。ほどなく体調が良いのが実感でき、3ヶ月目で自力で回復する力がついてきたようです。顔色ももどんどん良くなっています。 50代くらいになると、体内の陰血の余裕がなくなるのとエネルギー不足によって、体調の建て直しにてこずるようになることがあります。女性の場合は血液の質を向上すると回復力がアップしやすいようです。
	すい臓 2004/11/01	「すい臓の数値が改善しました」50代男性娘様が漢方周期改善法をなさっている方。それがきっかけで今や家族中で漢方を楽しんでいただいています。いらっしゃるごとに顔色がよくなり笑顔をいただき、こちらもうれしくなります。家族仲がよいのは、ステキです。
	基礎体温（不妊） 2004/11/01	「血の道４ヶ月」とはよく言ったもので、漢方療法を始めてちょうど３～４周期になる皆さんの基礎体温がぐっときれいになってきました。月経周期改善療法の、特に補腎剤の効果が顕著に見えてくるのにはやはり３～４周期目です。低温期と高温期のメリハリがしっかりしてきます。ごく最近はじめられた皆様方も、飽きずにコツコツ養生を重ね体を育ててください。
	不妊症排卵ペース 2004/10/19	「若返ったね」周期療法で漢方を服用している女性。卵子の生育に時間がかかり、月経周期が長くなっていたので、胎盤エキス（紫荷車）を加えてさらに補腎を強化。排卵ペースがアップするだけでなく、肌艶も良くなった。私も飲みたくなった・・・
	更年期の潤い 2004/10/19	「陰部の潤いが戻ってきた」50才女性。冷え性を改善しようと補腎剤レオピンロイヤルを服用している方。「効いている気がしない」といいながらも半年ほど続けていたら、「足腰の冷えが改善されてきた」のを自覚すると同時に、「潤いが戻ってきた」とのこと。更年期ごろは、下着が触れるのもつらいほどカサカサする場合がある。補腎剤は、いわば若返りをサポートする漢方。すぐに若返るのは無理だけど、じくり養生すれば、しっかり戻る。
	妊娠 2004/10/12	結婚3年の従業員Ｔちゃんも妊娠した。つわりはほとんどなく食欲アップ。順調快調。うれしくて、ヤッタ！と叫んだけど、彼女にまかせっきりの仕事が山ほどある。どうしよう・・・
	生活習慣病の意味 2004/10/01	40代から血糖、血圧が高く病院薬治療を続けている女性。なかなか数値が下がらず、「運動もやっているし、食べ過ぎているわけでもないのに・・・」とイライラ。　問えば、運動は、「気が向いたとき週1回くらい」。生活習慣を改善するということは、毎日の習慣を変えること。運動が毎日の習慣にならなければ、改善されたとはいいがたい。悩むよりは実行あるのみ。
	不眠と補血 2004/10/01	50代女性。更年期の不快症状で補血対策を行っていた方「婦宝当帰膠って、眠れる成分が入っているの？」漢方対策をコツコツ続けられ、「気持ちよく眠れるようになっていることに気がついた」とのこと。おかげで、耳鳴りが気になってイライラしていたのが、だいぶ楽になったそうです。もちろん、睡眠剤が入っているわけではありません。「血虚」になると体内の潤い分が不足することによって、気持ちが静まらなくなるという中医学の理論があります。焦燥感やイライラ、寝つきが悪い、夢をよく見て寝た気がしない、などの症状があらわれるようになります。西洋医学的には「貧血」と「不眠」はなんの関係もないようですが、経験の積み重ねから生まれた中医学にはしっかり分類されていて、実際に補血が成されるとそんな症状が解消するから、すごい。
	肺の活力 2004/09/22	先日ミュージカル「アイーダ」を鑑賞。その声量のものすごさに驚きました。中医学対策では、肺が弱い場合は肺と腎を補う漢方薬を用いるのだけれど、同時に鍛えることも必要なんですね。すべて、使わなければ退化するのみ。
	活血と老化予防 2004/09/22	「血管力」をつければ病気は治るという今話題の本の著者、横澤隆子博士の丹参製剤「冠元顆粒」の研究発表を拝聴した。老化の原因である酸化による細胞のダメージに対して、すばらしい効果が得られている。さらに遺伝子レベルでの若さの維持にもいいらしい。そういえば、過去の丹参の研究（アメリカ）で記憶や脳の血流について結果のすばらしさに、携わった研究者たちが皆、服用するようになったとか。毎日活血で、死ぬまで元気な体で過したいものです。
	妊娠成功 2004/09/18	難しい病歴もあって、ホルモン治療で生理を起こしていた女性。ホルモン治療をしながらも漢方で体作りをコツコツ続け、自力で月経周期を保てるようになったと連絡をいただくやいなや、念願の妊娠にこぎつけました。赤ちゃんが元気に育つようこれからも体作りを続けてください。焦らずよく積み重ねてくれました。喜びもひとしおです。
	流産を繰り返す 2004/08/25	稽留流産を繰り返す女性妊娠したものの胎児にしっかり栄養が行かずに死んでしまうタイプ。最近増加傾向にあるという。血液の質の向上と血行促進対策を行う。体質チェックで、血流が良くない状態があることを伝えると、中国医学に大いに興味をもってただいた。楽しみながら養生するのが一番。よい結果が出るといいな。
	漢方で妊娠したら 2004/08/25	「妊娠しました」と℡をいただく。婦宝当帰膠を飲んでいた女性現在飲んでいる漢方薬を続けてもよいかというご相談です。通常、漢方薬で体調が整い妊娠に至った場合は、その漢方薬を引き続き服用してもほとんど問題はないといわれています。大切な胎児にしっかり栄養が届くよう、母親の体はより健康な状態を維持すべきです。だたし漢方薬の種類によっては、控えたほうが良いものもあるので、めでたく妊娠された方は必ずご相談くださいね。
	睡眠不足（オリンピック症候群？） 2004/08/25	「夏バテだ～」と来店された50代男性オリンピックによる睡眠不足が直接原因とのこと。頑張っている選手を見ていると元気をもらえそうだけど、中年以降は、寝不足が思いのほか体にこたえる。時々は観念してしっかり睡眠をとってください。漢方で肝腎を補いながら・・・
	免疫（治癒力） 2004/08/23	新潟大学大学院で国際感染医学、免疫学、医動物学分野を研究されている安保徹教授の講演「心とからだの免疫学」を受けてきました。攻撃一辺倒の西洋医学のやり方が体を痛めつけ、かえって治る力を奪っているとのこと。生き物の持って生まれた治癒力は、心の安らぎとそして体を鍛えることによって活発になるらしい。たまたま出席する前に個人的に鑑賞した映画が、「天国の青い蝶」。余命数ヶ月と宣告された脳腫瘍の子供が、念願の蝶を熱帯雨林に探しに出かけて、帰ってきたら腫瘍も消えてしまったという事実に基づく内容。「病は気から」というけれど、この「気」は２種類あると思う。「気の持ちよう」と「気のレベル」（体のエネルギー）だ。漢方を含む生活養生で気をアップしてゆきましょう。
	慢性皮膚炎 (ステロイド離脱） 2004/07/27	格闘中（50代女性）下記のお友達が漢方対策をはじめました。特に手は、ボクシングのグローブを付けているような、というほど腫れあがっています。 2週間後、同一人物とは思えないほど、腫れが引いてきました。これからまだまだ気を抜かずにがんばって行きましょう。
	慢性皮膚炎 (ステロイド離脱） 2004/07/27	やっと抜け出た！（50代女性）何年来と、顔に粟粒上の紅い丘疹が出るのをステロイドを塗って抑えてきた方。季節の変わり目などには、それでも抑えきれず漢方薬を時々利用していたのですが、一念発起してストロイドをやめる事にしました。リバウンドは激しく顔はパンパンに腫れ、その間皮膚科でアトピーに用いる軟膏をもらったものの、なおひどくなり、漢方薬で対応することに。真剣に服用してくださり、2ヶ月ほどかかりましたが、その間あまりひどくならずに、潮が引くように、離脱できました。よく我慢してくれました。
	夏の下痢 2004/07/21	「何となく下痢」という方が、続いた。熱帯夜がつづくこの頃。夜もそうめん、ざるそば、そしてビール。　昼間は、冷房のきいた所へ避難生活。すると体表は暑くても、胃腸など体の内部は冷やされっぱなしなので下痢になってしまうのです。こんなときはお腹を温める漢方薬で、あっという間に回復します。夜の冷食は控えめに。不養生で、慢性下痢に陥ることも多く、そうなると体力低下も著しくなり、回復に数ヶ月を要することもあります。
	頭痛、不正出血、肺が弱い 2004/07/21	慢性頭痛の女性、生理出血がだらだらと続く女性、息切れする男性、それぞれ現れている症状は違っていても、「気虚」体質がみられたのでこれを改善する同じ漢方薬を服用して、体調はみな良好。何千年も積み重ねられてきた経験医学の奥深さを実感します。
	めまい 2004/07/13	急にめまいが始まったという５０代女性。「フワ～とめまいがして、下を向いたり、頭を動かすと体がヨロヨロする。冷房に当たるとひどくなり、おまけに寒気と吐き気がしてくる。」聞けば、昨日寝る前にめずらしくアイスクリームを食べたという。苓桂朮甘湯で体をあたため水はけを良くする。２服でほぼ改善。現代の夏は、冷食冷飲そして冷房と、思いのほか体内が冷えてしまう環境が多い。冷たいものを食べたいときは、お日様が出ているときにしましょう。参考）夜食の禁
	熱中症、夏バテ 2004/07/09	いきなりの猛暑で、麦味参顆粒の利用が、例年より早い。熱中症は油断すると突然重症に陥るので、特に小児や老人、痩せている人は要注意。でも、やたら水を飲みすぎるといっぺんに夏バテになるので、漢方薬をうまく利用して予防しましょう。
	咳 2004/07/09	「咳止めに頼ってばかりじゃいけないのね。やっぱり、体力を補う努力をしなくちゃ」風邪の咳が2週間も続いてちっとも良くならないという方。顔色が白っぽくすっかり体力を消耗してしまっている様子。肺の力を補う漢方薬を利用していただく。５日後来店、顔色がよくなっている。のどの不快感も改善。単なる咳止めを長々と服用しても、抵抗力の落ちた咽喉や鼻の粘膜の回復はできません。風邪の後半は補気剤タイプの漢方薬を用い、夜食を避け十分な睡眠を確保し、体力の回復に努めてください。
	唇の色 2004/07/09	唇の色が薄く血虚タイプの女性生理周期改善法をおこなっていますが、１～２ヶ月で唇の色が美しいピンク色となり、頬の色も冴えてきて、来店毎にキレイになって来るのが判ります。自分では、なかなか変化に気づかないものですが、体が健康になれば心にも余裕が生まれ、表情まで明るくなります。