「雨が降っていても、朝がひどい。花粉の量は関係ないみたい」
毎年花粉症の症状が出るという方の話。

アレルギー症状は、アレルゲンの量の問題だけではない。
体調がかなり影響する。
この方の場合は、体が冷えると悪化するタイプ。
花粉症（寒さで悪化するタイプ）
食事も冷たいものや生ものを控えめに。
夜食を避け、睡眠時間をしっかり確保しましょう。

王の意見でハン尚宮が最高尚宮に選ばれたものの、チェ軍団の嫌がらせはすさまじいものでしたね。

原作の小説には、この女の戦いの話はないのですが、さすがテレビドラマ。視聴者の喜びそうなストーリーになっています。
料理や養生の話が出てこないのはちょっとさびしいけど・・・

今週は、花粉症が発症した方が一気に増え、昨日は、来店する方のほとんどが花粉症のご相談でした。

急性症状で、鼻も目も咽喉も頭も、という状態。
この場合は、漢方でも症状を抑えるものを用います。
速攻性がありますが、これで治ると思わないこと。
体の養生をお忘れなく。
症状が変化してきたら、またご相談ください。

毎年思うのですが、もうちょっと早くから体質改善してくれたら、こんなに激しい症状にならずに済むのに・・・

最高尚宮を決める料理の競い合いは、チャングムひとりで奮闘しながらいよいよ最終戦に突入。

番組を見ている私は、次々と美しい盛り付けを見せられその内容を聞かされるだけで、けっして食べられない。こりゃまさに拷問だあ。　「どっちの料理ショー」に出演しているにも等しい。

野いちごの砂糖漬けのチャングムの話は涙しました。「噛み砕いて食べさせる」なんて、最近ではすっかり忘れられた愛情の形ですね。

「無事、12週を経過しました。」

こちらの女性も、少々出血もあり心配していましたが、胎児の大きさも盛り返し順調。
なにより、顔色がすばらしく健康的で、体格もぐっと充実、つわりもほとんどないという。
うれしい限り。感謝。

「太りたくない」　「甘いものが食べたい」

ジレンマに陥って、栄養の偏りから生理不順になる女性が以外に多い。

「甘い婦宝当帰膠を毎日飲むことが、ストレス解消になる」

生理の漢方対策で、婦宝当帰膠を服用していた方からの感想で、なるほどと思った。
「いけない」
と思うからストレスになる。
「これは良い」
という満足感が、ジレンマを解消する。

明の意地悪そうな使者が、昨日はいいこと言いました。

チャングムの野菜料理のおかげで体調がよくなった彼は、
「体が軽くなったら、考え方もおおらかになった」

傾いた体質が改善されて、体の細胞がいきいきと働けるようになるのか、舌がよみがえったようで、
「はじめは野菜のいやな味しかしなかったが、だんだん野菜料理の旨みがわかるようになった」

好き嫌いの多い人、においを毛嫌いする人、毎日のちょっとした食べ物の偏りの結果、旨みがわからなくなっているのかも。
たまには嫌いなものでも挑戦してみるべし。

春一番が吹いて、いざ花粉症か？
と思ったら、まったく症状がでない。

まだ花粉、飛んでないのかな。
それとも黄耆の処方がきいてるのか？
だとしたらうれしい限り。

漢方ファンのみんなは、どうかなあ？

花粉症はスギが悪いか？

みのりの問いかけに漢方医の答え

みのり；「東洋医学って西洋医学と違って目盛りがないんですね。火と水とか、邪気と正気とか、すべて相対的というか、シーソーみたいにバランスで考えるんですね」

漢方医；　「ええ。そのシーソーが動き続けているわけです。あるところまで上がると今度は下がっていくし、下がりきればまた上がる。変化し続けて元に戻る。自然と同様人の体は絶えず変化し、また循環してるという考え方ですね」
・・・
漢方医；「はまるでしょ」
みのり；「えっ」
漢方医；「東洋医学」
先生はこちらを見ずにニコッと笑った。

「漢方小説」中島たい子著（集英社）より

「なんとなく風邪がぬけない・・・」
風邪の症状はほとんど治まったのに、外に出るとぞくぞく寒気がしてまた微熱が出そうな感じで
「葛根湯、飲んでいい？」との質問。

体表のバリアの力がまだ正常になっていないので、ちょっとしたことで汗ばみやすい状態。こんなときは、葛根湯はあまりお勧めしません。桂枝湯や黄耆桂枝湯、桂麻各半湯などがよいでしょう。

疲れていたり、抵抗力が低下しているお年寄りなどは、「なんでも葛根湯」は要注意。すぐできる冬風邪対策

宮廷を追い出されたも同然の仕置きに落ち込むチャングムでしたが、その寂れた寺では、多くの山菜の干し物が・・・
その味の旨さに、秘策を問うものの、日が照ったら干し日が隠れたら取り込む淡々とした作業に秘策などなく、すべて自然の恵そのものだったのですね。
干物の旨さを味わったことが無いとチャングムが言っていましたが、宮廷内では温室のようなものがあり、いつでも新鮮な青菜などがあったそうです。

それにしても昨日の作品は、美しい紅葉の景色や、夕日の中にたたずむハンサングンのシルエット、そして波打ち際をはしゃぐチャングムなど、映画のように美しくうっとりするシーンがたくさんあり感動しました。

「体も頭もすっきりしてきました。」

「いつも体が重だるく、頭の中がすっきりしない。どこが悪いのか良くわからない」といっていた40代女性ですが、
今日はずいぶんハツラツとした感じになりました。

重いは、湿
中医学の概念で、「湿」というのは、水や脂肪などの代謝が停滞気味の状態をあらわします。

「この漢方薬はじわっと効いてくるね。」
そう、湿は、なかなか体内をすばやく動いてくれないのです。だからこの言葉は、効き目をしっかり実感していただいている証拠だと思います。

湿熱を去り利水する漢方薬を用いました。

「ここでカウンセリング治療をしてもらってるみたいね。」

めまいや耳鳴り、不安感、胃腸虚弱などを訴えて来店された60代の女性のこと。
「病院へいっても医師は忙しそうだし・・・」と体調不調にとても不安感を募らせていました。

気にしすぎると、ちょっとした不調でも、一層症状が大きくなったりします。
薬を服用することにも警戒心が強い状態でしたが、胃腸を丈夫にして気血を補う漢方養生を始めていただき、何回か話をするうちに、だんだん気持ちも落ち着いて表情も明るくなってきました。

体作りは胃腸から
胃腸虚弱の方は、食べ物をエネルギーとして充分に利用できず、体力的にも精神的にも余裕が少なくなりがちです。
中医学では、「気血両虚」といい、疲れやすいだけでなく、動悸や不安感、ぐっすり眠れないなど精神的に不安定になることが多いのです。「私だけどうして？」と悲観的になってしまうことも多いのですが、このような方は、更年期以降になるととても多いのです。
漢方薬は、胃腸機能を高めるものを用います。

先週の味噌の味が変わった事件の原因は、花粉の効果でしたね。自然に包まれて熟成された味噌ってどんなふうに美味しいんだろう。

そしてチャングムの味を感じなくなった舌の治療法は、蜂の針で「毒をもって毒を制す」。現在の韓国の針治療でも使われているというから、これまた先人の探究心の賜物です。

医学書を読み漁るチャングムの作る料理は、食材の作用が反映され、すでに薬膳の域に達しているようです。まさに「医食同源」

今年のスギ花粉は、？十倍だとかで、花粉症の人たちは戦々恐々としている。
こんな不安状態は、免疫系にはよくないんじゃないだろうか。

たとえば昨日は阪神大震災の１０年目で日本中が不安に包まれ、またセンター試験のブルーな気分もきっと健康にはよくないだろうと思う。

皮膚や粘膜のアレルギー症状には黄耆（おうぎ）を含む漢方処方が評判がいい。
参考）体力に差がつくバリア強度
早めの漢方対策と養生で、予防しよう。

ＮＨＫｂｓ２の韓国ドラマ「大長今・チャングムの誓い」
昨日は、味噌の味が変わった原因を追究する話。
食材や作る工程へのこだわりがすごい。

その中で、宮廷料理人として代々引き継がれている書物に、王の体質や好み、こんなときにこんなものを食べどうなったかなどを事細かに記したものがあるという話がまたすごいと思った。

食べ物で命を紡いでいるという意識、現代人は忘れつつあるよね。

自分や一緒に暮らす人の、今日何を食べ、体のご機嫌がどうだったか、もっと思いやることが必要だね。

先日、妊娠に成功したと知らせていただいた。

まだ２０代後半のカップルですが、前から漢方経験があったので、奥様の体調不調に対して、すぐに漢方対策と婦人科のホルモン治療に取り組まれ、予想以上に早く良い結果に恵まれました。

西洋医学的な「薬で体を制御する方法」に対して、「漢方や普段の生活養生が体をつくり支える」ということを知っているって大切だと思う。

キッチンドリンカー？

漢方薬の服用が食前や食間の場合、服用を忘れるという方が多い。
そこで、料理をする方にお勧めの対策は、台所に漢方薬を置いておくこと。

食事の支度に台所に立ったとき、まず１杯のおいしい水でぐいっと漢方薬をやり、おもむろに料理作りに取り掛かろう。
「キッチンドリンカー」と称しておこなう儀式のような作業に、体は妙に充実感を感じたりする。

中学生の頃の無理なダイエットが原因で無月経となった２０代前半の女性からうれしい連絡。
新年めでたく生理がきたとのこと。おめでとう！

昨年２月から漢方薬をはじめた方です。
婦人科のホルモン治療を長く受け続け反応が悪くなっていたので、昨年秋から体調を整える目的でホルモン治療を休んでいただきました。
不安もあったようですが、漢方薬（補腎、補血）と生活の養生もしっかり行い３ヶ月目、自力で生理がきました。

月経のリズムが回復するまで、またがんばりましょう。