田七人参（三七、山漆、金不換）
薬用人参（高麗人参）と同じウコギ科ニンジン属多年生草本。
学名Panax notoginseng。
中国の雲南、広西が主要栽培地で四川、湖北、江西にも自生する。
血行を良くする効果と炎症部分の回復を早め出血を止める効果の両方を併せ持つ。
免疫力を高め病気を追放し、抗酸化による老化防止効果も注目されている。
| 品質がよい春田七 | 薬用人参の１０倍以上のサポニン含有 |
| 採集は、晩夏、初秋の開花前、あるいは冬に種子が成熟した後におこなう。３～７年以上のものを選び、根を掘り出し、泥を落とし、細根と茎基を取り去り、半乾きになるまで日干しし、よくもんでからさらに日干しする。
夏、秋に収穫したものは充実しており、品質がよく「春田七」と呼ばれ、冬田七より優れているといわれる。 |
田七の根には３～８％のサポニンを含み、これは薬用人参の１０倍以上に及ぶ。特にギンセノシド-Rg1とギンセノシド-Rb1が多い。その他、フラボノイドのケルセチン,β-シトステロール、ダウコステロール、蔗糖などが含まれる。生田七には止血成分デンシチンを多く含んでいる。 |
| 土の栄養を吸い取る田七 | 「血瘀症状」（血流悪化症状） |
| 田七栽培は１年を通して温暖で適度な湿度が必要で、標高1000から500ｍの山の傾斜地で、しかも直射日光を嫌うので、一面覆いをかけて栽培されてる。種まきから収穫まで３～７年を要し、収穫後は土地がすっかり痩せてしまうので、１０年くらいは同じ土地で栽培ができない。
田七人参が高価な理由のひとつでもある。 |
高血糖、動脈硬化、高血圧、低血圧、心臓病、脳卒中
胃潰瘍、肝臓病、お酒を良く飲む 肥満、コレステロールが気になる 生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫 更年期、ストレス、冷え性 便秘、痔 アレルギー、リウマチ |
（参考ページ）
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