肌の結合組織（コラーゲン、コンドロイチンなど）の弾力がなくなると、水分保持能力が低下し顔の筋肉の衰えも起こると元に戻る力や支える力が低下し、乾燥、しわ、たるみが起こります。
肌が乾燥していると外部の刺激に対する抵抗力が落ちるので、肌トラブルが起こりやすくなります。
化粧水：乾燥する前につける
洗顔料は泡立てネットなどを用いて十分泡立て、クリーミーな泡を肌に転がすようにしながら丁寧に洗います。こすり過ぎないようにしましょう。
洗顔が終わったら、乾燥しないうちにたっぷり化粧水で潤いを与えましょう。
化粧水（ハイシルバーローションまたは爽肌精ローション【陰】）でパッティングした後、手のひらで抑えてしっかり肌に浸透させる。手のひらでつける場合は、手のひらに化粧水をとり馴染ませる操作を３回繰り返して行う。
美容液：弾力成分を補充
美容液を軽くマッサージするように馴染ませる。
リンパに沿って手のひらで肌に浸透させ、耳の前で指圧。
首は特に肌年齢があらわれる部分、忘れずにマッサージ。
表情がゆがむほど強くマッサージしないこと。
ダブルパックで効果倍増
コットンにハイシルバーローション＆ローヤルハイピンクを染み込ませて気になる部分にパックする。爽肌精ローション【陰】＆オリエンタルエッセンスの組み合わせも同様の方法で。
メイクの前に２～３分。お休み前に１０分。
オイル＆クリーム：
良質のオイルをお手入れの最後につけて肌から水分が奪われるのを防止しましょう。
顔の中心から外へ肌の上をなでるようになじませます。
けっして表情がまがるほどゴシゴシすりこまないこと。
なじませた後は、顔を手で覆うようにしてしっかりなじませてください。
ツボ押し
リンパや血流を改善し、新陳代謝を促すとともに、顔の筋肉の疲れや表情癖もとれます。笑顔を作ってから寝ると朝の表情が美しくなります。
体の内側から
漢方
阿膠（あきょう）：動物の皮を水で煮て作った膠（にかわ）の塊。 天然のコラーゲンです。肌の弾力成分の塊のようなもの。養血作用、滋陰作用（細胞に潤いを与える）があります。「婦宝当帰膠」に含まれています。
普段の食事でも、「煮こごり」（動物や魚のすじ、皮、骨などを煮たときに出るゼリー状のもの」を積極的に食べると良いでしょう。
肌がカサカサして、敏感になってかゆみを感じやすかったり、慢性アレルギーのような状態ならば、補腎剤（例えば八仙丸）でがっちり肌体力の強化を行いましょう。
ビタミン
・ビタミンA：皮膚や粘膜の再生を促進し、強化します。乾燥を防ぎます。ビタミンAが不足すると、皮脂腺や汗腺の機能が低下し、肌が乾燥しやすくなります。
・ビタミンE：血行を促進し抗酸化作用で肌の老化を防ぎます。沙棘油
